マンション総合保険(マンション管理組合の損害保険)は、複数の保険会社が存在しますが、保険料を比較したいと思い一括見積もりサービスを見つけたので試してみました。

また、一括見積もり以外にも、「マンション管理新聞」で紹介された保険料の比較情報も紹介しています。

マンション管理組合が加入するマンション総合保険には、

  • 積立マンション総合保険損保ジャパン日本興亜
  • 新マンション総合保険東京海上日動
  • GKすまいの保険【マンション管理組合用】三井住友海上
  • マンションドクター火災保険日新火災
  • 家庭総合保険【マンション管理組合総合保障プラン】(セコム損保
  • (積立)家庭総合保険【マンション管理組合用プラン】あいおいニッセイ同和損保
  • マンション管理安心保険(旧富士火災・現在のAIG損害保険

といった複数の損害保険会社が、マンション管理組合が加入するマンション総合保険を発売しています。

 
ここでは、これらのマンション総合保険の見積もりを集めて、保険会社によって、どれくらいの保険料の違いがあるのかを確認してみました。

また、その際に、一括見積もりがとれるサービスを見つけたので、これらのサービスを利用しての保険料の比較をしてみたいと思います。

 
※最初は、紹介できる見積もり数は少ないです。しかし、徐々に、友達などにも強力してもらい、複数のマンションの条件による見積もりによる保険料の違いを確認してみたいと思います。

 

一括見積もりを試してみました!

マンション総合保険の一括見積もりの写真

現在、マンション総合保険の保険料の違いについては、下記の条件のモノが揃っています。

マンション総合保険の保険料の見積もりをとれた「建築年」と「総戸室数」は、

  • 昭和49年築61戸のマンション
  • 平成15年築254戸のマンション

といった条件で、保険料の見積もりを取ってみました。

 
上記で紹介した事例以外にも、違った条件のマンションの見積もりは、これからも追加していければと思っています。

 

昭和49年築61戸のマンションの見積もりの紹介

昭和49年築のマンションの条件は、下記の通りになります。この見積もりは、平成30年に取得しました。築44年のマンションのケースです。

今回の試算の条件

  • 地域:大阪府
  • 戸数:61戸
  • 延べ床面積:4,052.63平方
  • エレベーター:1基
  • 共用部分の再取得価格(目安):352,108千円
  • 保険期間:5年
  • 保険金額:181,000千円
  • 地震保険:あり
  • 掛け方:掛け捨て型

 
具体的な保険料は、下記の通りになっています。

マンションドクター火災保険日新火災)の保険料

日新火災のマンションドクター火災保険の見積もりは、下記になります。
マンションドクター火災保険の見積もりの画像

日新火災のマンションドクター火災保険の見積もりの保険料の写真
マンションドクターの保険料は、1,422,100円です。

>>>日新火災の「マンションドクター火災保険」の詳細はコチラ

 

新マンション総合保険東京海上日動)の保険料

東京海上日動の新マンション総合保険の見積もりの写真

東京海上日動の新マンション総合保険の見積もりの保険金額の画像
新マンション総合保険の保険料は、3,427,360円です。

>>>東京海上日動の新マンション総合保険の詳細はコチラ

 

GKすまいの保険【マンション管理組合用】三井住友海上)の保険料

GKすまいの保険【マンション管理組合用】の見積もりの画像

GKすまいの保険【マンション管理組合用】の見積もりの保険料の画像
GKすまいの保険の保険料は、5,053,370円です。

>>>三井住友海上のGKすまいの保険【マンション管理組合用】の詳細はコチラ

 

積立マンション総合保険損保ジャパン日本興亜)の保険料

※調査中です。

>>>損保ジャパン日本興亜の「積立マンション総合保険」の詳細はコチラ

 

家庭総合保険【マンション管理組合総合保障プラン】(セコム損保)の保険料

※調査中です。

>>>セコム損保の家庭総合保険【マンション管理組合総合保障プラン】の詳細はコチラ

 

(積立)家庭総合保険【マンション管理組合用プラン】あいおいニッセイ同和損保)の保険料

※調査中です。

>>>あいおいニッセイ同和損保の(積立)家庭総合保険【マンション管理組合用プラン】の詳細はコチラ

 

マンション管理安心保険(旧富士火災・現在のAIG損害保険)の保険料

※調査中です。

>>>旧富士火災・現在のAIG損害保険のマンション管理安心保険の詳細はコチラ

 

昭和49年築の61戸のマンションの保険料一覧

マンションドクター火災保険
日新火災
1,422,100円
新マンション総合保険
東京海上日動
3,427,360円
GKすまいの保険
【マンション管理組合用】

三井住友海上
5,053,370円
積立マンション総合保険
損保ジャパン日本興亜
※調査中
家庭総合保険
【マンション管理組合総合保障プラン】

セコム損保
※調査中
(積立)家庭総合保険
【マンション管理組合用プラン】

あいおいニッセイ同和損保
※調査中
マンション管理安心保険
旧富士火災・現在のAIG損害保険
※調査中


 

保険料は、保険会社によって、どれくらい違うのか?

今回のケースの保険料は、マンションドクター火災保険が圧倒的に安くなりました。

昭和49年築のマンションの場合、マンションドクター火災保険が大幅に保険料が安くなっています。マンションドクター火災保険の場合は、マンションの管理状況によって保険料が変わります。シッカリとマンションを管理している程、保険料が安くなる可能性があります。

※補足
築年数が20年を超えるマンションの場合は、建物などの老朽化によって急に保険料が高くなると言われています。保険会社によっては契約を引き受けないケースもあります。

 

上記は、昭和49年と、古いマンションの保険料なので、保険会社によっての保険料の違いが大きくなっています。下記は、平成15年築のマンションなので、より新しいマンションになります。

 

平成15年築254戸のマンションの見積もりの紹介

平成15年築のマンションの条件は、下記の通りになります。こちらの見積もりは、平成30年に取得したものです。築15年のマンションの保険料の比較になります。

今回の試算の条件

  • 地域:大阪府
  • 戸数:254戸
  • 延べ床面積:29,713.48平方
  • エレベーター:4基
  • 共用部分の再取得価格(目安):2,581,625千円
  • 保険期間:5年
  • 保険金額:1,089,000千円
  • 地震保険:あり
  • 掛け方:掛け捨て型

 
具体的な保険料は、下記の通りになっています。

マンションドクター火災保険日新火災)の保険料

日新火災のマンションドクター火災保険の見積もりの写真

マンションドクター火災保険の見積もり金額の画像
マンションドクター火災保険の保険料は、6,962,580円です。

>>>日新火災の「マンションドクター火災保険」の詳細はコチラ

 

新マンション総合保険東京海上日動)の保険料

東京海上日動の保険料の見積もりの画像

東京海上日動の新マンション総合保険の見積もりの保険料額の写真
新マンション総合保険の保険料は、7,058,380円です。

>>>東京海上日動の新マンション総合保険の詳細はコチラ

 

GKすまいの保険【マンション管理組合用】三井住友海上)の保険料

三井住友海上のGKすまいの保険の保険料の画像

三井住友海上のGKすまいの保険【マンション管理組合用】の見積もりの写真
GKすまいの保険の保険料は、11,758,980円です。

>>>三井住友海上のGKすまいの保険【マンション管理組合用】の詳細はコチラ

 

積立マンション総合保険損保ジャパン日本興亜)の保険料

※調査中です。

>>>損保ジャパン日本興亜の「積立マンション総合保険」の詳細はコチラ

 

家庭総合保険【マンション管理組合総合保障プラン】(セコム損保)の保険料

※調査中です。

>>>セコム損保の家庭総合保険【マンション管理組合総合保障プラン】の詳細はコチラ

 

(積立)家庭総合保険【マンション管理組合用プラン】あいおいニッセイ同和損保)の保険料

※調査中です。

>>>あいおいニッセイ同和損保の(積立)家庭総合保険【マンション管理組合用プラン】の詳細はコチラ

 

マンション管理安心保険(旧富士火災・現在のAIG損害保険)の保険料

※調査中です。

>>>旧富士火災・現在のAIG損害保険のマンション管理安心保険の詳細はコチラ

 

平成15年築の254戸のマンションの保険料一覧

マンションドクター火災保険
日新火災
6,962,580円
新マンション総合保険
東京海上日動
7,058,380円
GKすまいの保険
【マンション管理組合用】

三井住友海上
11,758,980円
積立マンション総合保険
損保ジャパン日本興亜
※調査中
家庭総合保険
【マンション管理組合総合保障プラン】

セコム損保
※調査中
(積立)家庭総合保険
【マンション管理組合用プラン】

あいおいニッセイ同和損保
※調査中
マンション管理安心保険
旧富士火災・現在のAIG損害保険
※調査中


 

保険料は、保険会社によって、どれくらい違うのか?

日新火災のマンションドクター火災保険は、マンションの管理状況によって保険料が安くなるのが特徴の保険です。築20年未満のマンションの場合は、マンションドクター火災保険(日新火災)と新マンション総合保険(東京海上日動)の保険料は、それほど違いがありません。

しかし、他の保険会社の場合、数百万円、保険料が高くなるので、保険料の比較検討は大切だと感じました。

 

マンション総合保険の一括見積もりサービスを活用

 

マンション管理新聞」でのマンション総合保険の保険料の試算一覧

ここからは、マンション管理新聞に掲載されたマンション総合保険の保険料の一覧を紹介します。

 

マンション管理新聞の保険料比較の記事

マンション管理新聞のマンション総合保険の比較資料の写真

マンション管理新聞では、上記のようなマンション総合保険の保険料の比較記事が掲載されました。

 

保険料を比較した保険会社

ここで比較しているマンション総合保険の保険料の比較しているのは、

  • 日新火災マンションドクター火災保険
  • 東京海上日動火災新マンション総合保険
  • 三井住友海上火災GKすまいの保険 マンション管理組合用
  • あいおいニッセイ同和損保家庭総合保険 マンション管理組合用プラン
  • 損保ジャパン日本興亜マンション総合保険

といった5つの損害保険会社のマンション総合保険です。

今回の試算の条件

今回のマンション総合保険の資産条件は、

  • 地域:東京都
  • 戸数:70戸
  • 延べ床面積:5000平方
  • 建物評価:7偉円
  • 保険金額:4億2000万円(忖保割合60%)
  • 個人賠償責任特約保険金額:1億円
  • 施設賠價貴任特約保験金額:5億円
  • 水災:不担保
  • 災害緊急費用特約:なし
  • 電気的機械的事故:不担保
  • 保険期間:5年
  • 掛け方:掛け捨て型

といった条件で試算しています。

新築の保険料の比較

  • 日新火災:921,650円~957,100円
  • 東京海上日動火災833,880円
  • 三井住友海上火災:1,298,470円
  • あいおいニッセイ同和損保:905,310円
  • 損保ジャパン日本興亜:937,520円

築5年の保険料の比較

  • 日新火災921,650円~1,166,780円
  • 東京海上日動火災:1,279,600円
  • 三井住友海上火災:1,566,060円
  • あいおいニッセイ同和損保:1,263,430円
  • 損保ジャパン日本興亜:1,170,370(947,530)円

築10年の保険料の比較

  • 日新火災1,054,370円~1,512,860円
  • 東京海上日動火災:1,713,360(1,541,980)円
  • 三井住友海上火災:1,946,230円
  • あいおいニッセイ同和損保:1,790,410円
  • 損保ジャパン日本興亜:1,672,450(1,370,070)円

築15年の保険料の比較

  • 日新火災1,053,340円~1,930,080円
  • 東京海上日動火災:2,329,930(2,097,040)円
  • 三井住友海上火災:2,538,720円
  • あいおいニッセイ同和損保:2,525,960円
  • 損保ジャパン日本興亜:2,465,020(1,994,440)円

築20年の保険料の比較

  • 日新火災1,112,140円~3,045,130円
  • 東京海上日動火災:3,273,470(2,946,720)円
  • 三井住友海上火災:3,469,850円
  • あいおいニッセイ同和損保:3,404,730円
  • 損保ジャパン日本興亜:2,958,100(2,402,080)円

築25年の保険料の比較

  • 日新火災1,112,140円~4,077,780円
  • 東京海上日動火災:4,036,340(3,632,370)円
  • 三井住友海上火災:4,929,390円
  • あいおいニッセイ同和損保:4,425,390円
  • 損保ジャパン日本興亜:試算困難

築30年の保険料の比較

  • 日新火災1,101,440~5,065,620円
  • 東京海上日動火災:4,818,880(4,336,370)円
  • 三井住友海上火災:6,536,310円
  • あいおいニッセイ同和損保:4,942,840円
  • 損保ジャパン日本興亜:試算困難

築35年の保険料の比較

  • 日新火災1,101,440~5,065,620円
  • 東京海上日動火災:4,818,880(4,336,370)円
  • 三井住友海上火災:6,536,310円
  • あいおいニッセイ同和損保:4,942,840円
  • 損保ジャパン日本興亜:試算困難

※補足:()カッコ内の金額は無事故割引を適用したもので、セゾン保険サービスが協力のもと2017年8月10日現在の保険料の比較です。

以上の通り、マンション管理新聞の記事によると、日新火災のマンションドクター火災保険は、保険料がお得であることが理解できます。

 

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保険料は、なぜ違うのか?

保険料は、保険会社によって、かなり違うことが分かったと思います。これは、保険会社によって査定基準が違うためこのような保険料の差がでます。

 

なぜ、築20年を超えると急に保険料が高くなるのか?

当初、新築時から数年までは100万円程度であった保険料が、築20年を超えると200万円と、急に高くなります。さらに築35年になると、400万円~600万円です。

これは、築20年を超えたあたりから、マンションの老朽化が進み、保険を使うケースが増えるためであると言われています。

この為、保険料を安く抑えたい場合は、複数の保険会社の見積もりを集めることが大切だと感じました。

 

まとめ

マンション総合保険の見積もりを一括で取得して比較してみました。また、新聞に掲載されている保険料一覧も紹介させていただきました。

このように、複数の保険会社のマンション総合保険の保険料を比較することで、保険会社によって保険料の違いが大きいのには驚かされました。

 

マンション総合保険の一括見積もりサービスを活用