「マンションの理事、やりたくないよー」
マンション管理組合の理事は、ほとんどの人が「やりたくない」ことです。
このように思うのは、単純に、「何のメリットもない」、「やる意味がない」、と思っているからです。
マンションの理事のことを知れば、やる意味も見えてきますよ!実際に、嫌々、理事になったが、終わってみると「理事をやってよかった」という人も少なくありません。
みんなが嫌がる理事。なってみると、理事同士の交流ができ、マンションの管理の仕組みが理解でき、生活しやすくなったという理事経験者も少なくないんですよ!
理事長・理事の義務の基本を守る!
理事長や理事は、管理組合の代表として、組合員の利益を優先することが義務付けられます。
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組合員の利益とは?
管理組合の組合員の利益は、
- マンションの資産価値を守る
- 住民同士の交流をはかる
- 無駄な経費の削減で、管理組合の健全な経営をする
などで、マンションの管理組合の理事や理事長に選ばれたら上記を守るのが基本的な姿勢になります。
注意する必要がある点・厳禁なこと
理事になったら、
- 住民は、公平に対応し差別しない
- 管理組合で知った情報を他人に離さない
といったような点は注意が必要です。
仲が良い隣人の意見を優先するなどは、厳禁なので注意する必要があります。
マンション理事を上手く行うポイント
マンション管理組合の理事長や理事になった場合は、どのように進めればいいのか?心得となるポイントを紹介します。
- 積極的に取り組む
- 管理規約にのっとって活動する
- 全ては話し合いで決める
- マンションの住民の代表であることを意識する
- どの住民とも平等に接する
- 積極的に住民が参加できるように工夫する
- 個人情報の漏えいには注意する
- 管理会社とは適切な関係を保つ
- 管理費は無駄にしない
- 修繕による資産価値の維持は必須
上記が、基本的なポイントになります。
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積極的に取り組む
マンションの理事、嫌ですよね。
皆がイヤイヤやっている理事ですが、基本的に、積極的に取り組むのがオススメです。
そもそも、理事って、いずれ、何度もやるものです。
理事は、いずれやるものです。特に、現在のマンションに長年、住み続けるなら、理事は、何度もやる可能性があります。はやくやって、慣れてしまうという発想の転換もありかもしれません。
理事は持ち回りでは・・・?
マンションの理事長や役員は、マンションに住んでいる(区分所有者)の人が交替で行います。マンションによっては「輪番制(リンバンセイ)」といって順番を決めてもちまわりで行うところまります。
また、マンションの規模にもよりますが、5年~10年ごとに、役員をやることになるケースも多いようです。
このように、いずれやる理事なので、よほどの理由がない限り、積極的に引き受け、取り組むのがオススメです。
積極的に引き受けるのがオススメ理由とは?
マンション管理組合の理事は、積極的に引き受けるのがオススメな理由は、「理事同士」「住人」との関係が深まる点です。
理事をやるメリット
- 理事同士で交流を深めることができる
- マンションの住人との交流ができる
- マンション管理の運営や仕組みが理解できる
- 管理費が、どう使われているのか理解できる
- 管理費や修繕積立金の無駄や節約ができる
- マンションンの防災、防犯への意識が高まる
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理事同士で交流を深めることができる
管理組合の理事を行うことで、理事同士が定期定期に会い、話し合うので親しくなれます。
マンションの住人との交流ができる
マンションの年間の行事を通じて、マンションの住人に会う機会ができ、親睦を深めることができます。
マンション管理の運営や仕組みが理解できる
理事になることで、「自分が住んでいるマンションの運営がどうなっているのか?」「住民の権利や義務はどうなのか?」と言ったことが経験を通じて学べます。
管理費が、どう使われているのか理解できる
マンション管理の年間の予算を決め、決算を理事で行うので、毎月、支払っている管理費が、どう使われているか理解できます。
「管理費」や「修繕積立金」の無駄や節約ができる
理事になることで、管理費や修繕積立金が、どう使われているのか?話し合いやすくなり、節約の提案もしやすくなります。
マンションンの防災、防犯への意識が高まる
防災訓練や防犯パトロールも理事の仕事です。理事の仕事を通じて、実際に防災や防犯の仕事をするこで、自然と意識が高められます。
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マンションの理事になるメリットの先で得られるモノとは?【まとめ】
住みやすいマンションになる
理事になることで、理事や住人と接する機会が増えるので、隣近所など、マンションの住人同士で、親しくなることができるので、近隣トラブルの予防が期待できます。
マンションの修繕時の一時金の支払いをなくす
また、マンション管理の仕組みやお金の流れについて学べることで、管理費や修繕積立金の無駄を減らせることで、将来的に、マンションの修繕時に、「一時金で30万円、支払ってください」といったリスクを回避することが目指せます。管理がいいかげんだと、修繕時に、一時金の支払いが必要になるケースがあります。
防犯対策がとってもらえやすい
特に女性の一人暮らしの場合、不審者など防犯については気になると思います。いち住民が、防犯の強化を訴えても、なかなか、管理組合は動かないかもしれません。しかし、理事の一人になり、同じ理事と親しくなることで、防犯強化の対策をとってもらいやすくなります。
マンション管理組合の理事は、「めんどう」「やりたくない」という人が多いと思いますが、「現在のマンションの不満」「将来の高額な出費」の対策ができると思えば、理事になるのは、そんなに悪くないかも知れませんよ。
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もしも、断る場合
役員を断る場合に多い理由は、
- 仕事で残業や休日出勤が多く時間が取れない
- 小さな子供がいる
- 親の介護で手が離せない
といったような理由を上げる人が多いと思います。
何かしら、理事になるのが難しい理由がある場合は、「それなら、次回、あるいは、何年後なら、引き受けられる」と言った誠意をもった回答をするのが大切です。
理事になって、やってはいけないこと
理事になったが、理事会や行事に参加しないというのは「幽霊理事」と言われ、「協力しないなら、引き受けるな!」、「理事になったんだから責任をはたせ!」と、他の理事から恨みごとを言われ雰囲気が悪くなることがあるので、本当に出れないほど忙しい人は、理事の要請を受けない方がいいです。
管理組合の仕事は意外に多い
管理組合が主催する年間行事や日々の仕事は、結構、多いものです。その行事や日々の活動を裏方として支える理事は忙しいです。その為、一人の理事が手を抜くことで、他の理事の負担が増えるので、他の理事に恨まれる可能性があるので注意が必要です。
快く引き受けるのが大切
もしも、マンション管理組合の理事になる要請を受けたら、快く受けるのがオススメです。
そして、前向きに、他の理事と一緒に活動することで、理事同士が親しくなり、生活しやすくなるので、より住みやすいマンションになります。
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